ドローン情報

ドローンの国家資格はどんな内容?講習や試験内容を解説!

2022年9月5日、国土交通省からドローンの国家資格について教則や講習機関の規定を公布など具体的な発表がありました。同時にライセンス講習機関の登録も開始されました。

今回の発表では、大きく以下のような内容となっております。
・講習機関について
・講習内容について
・試験内容について
・今後のスケジュールについて

そこで今回は皆さんが気になるであろう講習内容・試験内容についてを重点的に紹介し、ざっくりとした今後のスケジュールについてご紹介いたします。

ドローンの国家資格について

ドローンの国家資格には一等資格二等資格があります。

・一等資格はレベル4飛行(有人地帯における第三者の上空を飛ばすこと)が可能となります。
・二等資格はレベル3までの無人地帯における目視外飛行までが可能となります。

なので講習や試験は二等資格の内容にレベル4飛行に向けた科目を追加したのが一等資格の内容となっております。

国家資格には基本限定変更というものがあります。
限定変更というのはオプションコースのようなもので、該当する飛行方法の追加講習を受けて試験をクリアすることで飛行させることができます。

(基本)昼間飛行+目視内飛行
(限定)目視外飛行
(限定)夜間飛行
(限定)最大離陸総重量25㎏以上の機体

またドローン初心者と経験者では講習内容が異なり、国土交通省認定の民間資格を取得している経験者などは講習が一部免除されます。
例えば二等資格で比べると、初心者は10時間以上、経験者は4時間以上と定められています。

料金についての記載はないため、自動車学校のようにスク―ルごと価格が定められる事になると思われます。

さらに国家資格では実地試験を以下の3種類に区分けして該当する試験が行われるそうです。
・回転翼航空機(マルチローター)
・回転翼航空機(ヘリコプター)
・飛行機

講習機関について

国家資格の講習・試験を行う場所については現存するドローンスク―ルが多くなると思われます。しかし試験会場については上記画像のように一定の敷地を有してなければならないため、全てのスク―ルが講習機関となれるわけではありません。

また試験会場の条件として規定されている面積が「21m × 13m」と、とても広いため屋内ドローンスク―ルなどは、講習は屋内で行い、試験のみ屋外の別会場となる場合も多いと思われます。

なお学科講習の同時受講者数は、約50人以下と定められており、実地講習では一人の講師に対して受講者は5人以下と定められております。

学科講習と試験内容について ※最下部に拡大画像あり

学科講習はドローンについての知識や法律関係の事について学びます。
は座学となっているためドローンを飛ばす事はなく、学校の授業のようにとにかく勉強するイメージです。

座学についてはオンラインでの講習も可能で、スク―ルに通わなくても自宅で受けることも可能となっています。
オンライン講習に関しても対面と同じように質疑応答ができるように定められているのでオンラインだからというデメリットは特になさそうです。

講習内容については、以下の5項目となっています。

①無人航空機操縦者の心構え
②無人航空機に関する規則
③無人航空機のシステム
④無人航空機の操縦者及び運行体制
⑤運行上のリスク管理

講習時間については以下のようになっています。

初心者:一等資格:18時間以上
   :二等資格:10時間以上

経験者:一等資格:9時間以上
   :二等資格:4時間以上


ドローンの資格、国家資格との関係について詳しく知りたい方向けに無料の説明会を開催しています。

学科試験について

学科試験は漢字検定や英語検定などにも使用されているCBT(コンピュータを使った試験方式)で行われ選択式の問題となっています。

問題形式は3つの選択肢の中から一つを選んで答える方式で、問題数は以下のようになっています。
一等資格:70問
二等資格:50問

合格点数は以下の通りです。

1等資格100点満点中80点以上
2等資格100点満点中70点以上

また試験内容については講習で教わった事がそのまま出るようなイメージで詳しくは以下のような感じです。

①無人航空機に関する規則(航空法に関する一般知識など)
②無人航空機のシステム(ドローンの特徴や飛行性能、技術的なことなど)
③無人航空機の操縦者及び運航体制(操縦者の行動規範及び遵守事項など)
④運航上のリスク管理(最適な運航の計画の立案の基礎や気象のことなど)

実地講習について ※最下部に拡大画像あり

実地講習では実際にドローンを操縦して技術の習得を目指します。

この講習ではシュミレーターの使用が認められており、履修科目ごとの最低時間の4割を上限としているため例えば、
二等資格:初心者:基本(限定変更なし)の場合、合計時間が10時間以上のため4割の4時間までならシュミレーターでの講習が可能となっています。

実地内容については、履修科目によって変わりますが以下の11項目となっています。
①飛行リスク評価結果及び飛行環境環境の確認
②運行体制、手順、役割分担の管理確認
③機体の状況、操縦モード、バッテリーの確認
④フェールセーフ機能の適切な設定、飛行経路の設定、自動飛行の設定
⑤基本操縦(手動)
⑥基本操縦(自動)
⑦基本操縦以外の機体操作
⑧様々な運行計画への対応
⑨安全に関わる操作
⑩緊急時の対応
⑪飛行後の記録、報告

講習時間については以下のようになっています。
初心者:一等資格 基本(限定変更なし):50時間以上
   :二等資格 基本(限定変更なし):10時間以上

経験者:一等資格 基本(限定変更なし):10時間以上
   :二等資格 基本(限定変更なし):2時間以上

実地試験について

実地試験では操縦技術や点検・記録なドローンを安全に運用するための技能や知識について確認します。

採点については、100点の持ち点からの減点式となっていて以下のような持ち点を試験終了時確保した受験者が合格となります
1等資格100点満点中80点以上
2等資格100点満点中70点以上

実地試験の内容は以下のように5つありますが、実際にドローンを操縦するのはどちらも3つ目の実技試験のみで、内容の大きな違いも実技試験の違いとなっています。

一等資格 基本
1:机上試験(飛行計画の作成)
2:口述試験(作動前の機体点検、飛行空域及びその周辺の確認、作動点検)
3:実技試験(高度変化を伴うスクエア飛行、ピルエットホバリング、緊急着陸を伴う8の字飛行)
4:口述試験(飛行後点検、飛行後の記録)
5:口述試験(事故及び重大インシデントの説明)

二等資格 基本
1:机上試験(飛行計画の作成)
2:口述試験(作動前の機体点検、飛行空域及びその周辺の確認、作動点検) 
3:実技試験(スクエア飛行、8の字飛行、異常事態における飛行の飛行)
4:口述試験(飛行後点検、飛行後の記録)
5:口述試験(事故及び重大インシデントの説明)

今後のスケジュール

現在もドローンの免許制度や機体認証制度については不明確な部分も多く、調整が行われています。
そしてざっくりとしたスケジュールですが予定としては以下のようになっています。

2022年
・9月現在:ライセンス講習機関(一等・二等)の登録開始・教則や講習機関の規定を公布
・10月頃:試験日程等の周知
・12月5日:免許制度執行開始
2023年
・2月頃:第一回学科・実地試験、ライセンス発行
・3月頃:レベル4飛行申請手続き

「今」民間資格を取得する3つのメリットとは?

2022年12月からスタートするドローンの免許制度(国家資格)。
「免許を取得したい!」という方は、先に民間資格を取得がオススメ!

民間資格を取得する3つのメリットです。
 
(1)免許制度に関する講習が一部免除
国家資格の二等資格を取得される際は、実地、学科合わせて20時間分の講習を受ける必要がありますが、
「ドローン操縦士回転翼3級」を取得しておけば、実地、学科合わせて6時間の講習で操縦ライセンス取得が可能になります!
 
(2)コスト面でのメリット
ドローンスクール東京では、ドローン操縦士回転翼3級コースを受講してから国家資格の講習を受講いただく場合、
初学者がゼロから国家資格講習を受講する場合に比べ、トータルで掛かる費用がお安くなるようなプランを計画しています!
※ドローンスクール東京(お台場・新宿・渋谷)限定のプランです
 
(3)免許制度開始前に実績を作っておく
ドローンでビジネスを展開する場合には、飛行経験、飛行時間などの実績が問われてきます。
免許制度開始後は多くの方がスクールに通われることが想定されていますので、ドローンを活用したビジネスをお考えの方は、
免許制度開始前に経験値を積んでおくことがオススメです

まとめ

ドローンの免許制度について、これまでも様々な情報を追って発信して行きましたが、今回の発表で講習内容や試験内容など新制度に向けて多くの事が明らかになりました。

しかし、講習にあたっての初心者と経験者の線引きがどうなるかや、講習を受けずに試験だけ受けて免許が貰えるかなど、不明確な部分もあります。

なので最新情報が発表され次第追って解説しますので、今後もドローン通信にご注目ください!

また免許制度についてもっと詳しく知りたい方やドローンの資格について興味を持った方は「無料の説明会&操縦体験会」を毎日開催しておりますので是非ご参加ください(^^♪

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