ノウハウ

ドローンのメンテナンス方法

気軽かつ身近に楽しむことができるようになってきたドローンですが、もちろん他の機器のようにメンテナンスを行わないと事故や怪我につながります。

今回は日常で出来るメンテナンス、そうでない場合の2つをご紹介したいと思います。

自分でできるのは日常点検まで

まずはご自身で実施可能なメンテナンスをご紹介します。

①プロペラ交換・掃除
プロペラが接触して割れてしまった、長期間ケース内で放置し圧力で曲がってしまった、等の症状が出た場合は必ず交換しましょう。

プロペラが損傷したまま飛行を試みると離陸の時点でバランスを崩し、上昇できないことがあります。

上昇できたとしても、安定したホバリングが出来ない・正確な移動ができない等、大変危険な状態になり、最悪の場合墜落事故につながります。

現在販売されている機体には予備のプロペラが付属しているものが多いので、忘れずに携帯しましょう。
 
他にも山の中や水辺で飛ばした際は細かな虫や水飛沫(みずしぶき)が付着していることもあります。

こういった汚れも放置すると故障や劣化を早める原因となりますので、速やかな掃除を心がけましょう。
 
②カメラ掃除
ドローンのカメラは通常のハンディカメラとは使用環境が異なりますので、砂ほこりや水飛沫を受ける機会が多くなります。

さらにその性能もデジタルカメラに匹敵するか、機体によってはそれ以上のものを備えていますので、より丁寧な扱いが必要です。

プロペラの汚れ同様、飛行後は早めにエアダスターやレンズクロスで汚れを拭き取りましょう。

一眼レフカメラをお手入れするような手順で大丈夫です。

また、ドローンのカメラの場合は「ジンバル」と繋がっていますので、モーターに負荷をかけないようご注意ください。

ジンバルに負荷が加わると水平を保つことができなくなり空撮や点検作業に支障をきたします。
 
③モーターの埃
いつの間にか溜まっているのがモーターの埃です。

ドローンのモーターはトイドローンから一般機まで、中の構造が見えているものがほとんどです。

ですので埃が溜まりやすく、コイルの隙間やプロペラで挟んでしまう可能性があります。

埃を放置しているとモーターのカクつきや最悪の場合モーターが停止し、落下事故の危険性が増しますので、飛行ごとにお手入れを行いましょう。
 
④バッテリーの膨らみも注意
メンテナンスするのはドローン本体だけでなく、バッテリーもチェックしましょう。

バッテリーはプロペラやモーターのように自分で何かできることは少ないですが、飛行後に熱をもつと徐々に膨らんできます。

もちろん風船のように急激に膨らむ訳ではありませんが、バッテリーの中でガスが溜まり目に見えない程度の膨らみが蓄積されます。

この膨らみを放置すると、機体に正しく装着できなくなり墜落事故、衝撃に弱くなり爆発事故の可能性が増し火災が起きる等、飛行時とは違った種類の危険を秘めています。

新品を購入するには少々高価ですが、安全には変えられませんので少しでも異常を感じた場合は交換をお勧めします。
 
ドローンに使用する「リポバッテリー」についてご紹介している記事もありますので、ぜひご覧ください。

リポバッテリーの特徴と注意点

重大な損傷の修理は必ずメーカーに

ここまでは日常点検として行える項目をご紹介しましたが、ドローンの足が折れた、障害物センサーが割れてしまった等の重大な損傷はメーカーに修理を依頼しましょう。

DJIの場合、モーター・ジンバルを取り外す・ドローン本体を分解してしまう等を行なってしまうと、メーカー保証が受けられなくなってしまいます。

こういったトラブルをなくすためにDJIでは1年間で2回まで修理より少額の値段で新品の機体と交換できる「DJI Care Refresh」の加入を勧めています。

もちろん加入期間を終えても修理は受け付けていますので、自力で修理は行わずメーカーの指示に従いましょう。
 
DJI以外にもドローンの修理費用に利用できる保険を提供している会社も増えてきましたので、自分の用途に合わせた金額と保証内容を検討してみてはいかがでしょうか。
 
マイクロドローンのような自分の好みでパーツを集めたり調整できる機体はもちろん自力での修理ができますのでドローンの構造を理解する良い機会となります。
 
以上、今回はドローンのメンテナンス方法についてご紹介しました。

汚れや傷がつくことは仕方がないことではありますが、それを放置し事故を起こした際は他でもないパイロット本人に責任が問われますので、日常点検を怠らず安全第一での飛行を心がけましょう。

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