ノウハウ

ドローン リポバッテリーの特徴と注意点

ドローンを飛ばす際に絶対に必要なバッテリー。普段からなにげなく使っていますがその特徴や注意点を知らないことが多いです。
今回はその基本的な点をDJI製品の特徴を交えながらお伝えしていきます。

【リポバッテリーとは】

「リチウムポリマーバッテリー」のことです。
ドローンの場合、小さなトイドローンから大型の産業用まで幅広く使用されています。
DJIでは「インテリジェントフライトバッテリー」と呼んでいます。
 
主な特徴は以下の2つです。

・小型で軽い、大容量(機種によります)
電解質が固形ではないので重さがドローンの飛行の障害になりにくく、且つ容量が大きいので長時間の飛行に適しています。

・電圧が高いのでパワフル
内部のセルが直列で繋がっているので電圧が高くなりドローンのようにモーターに高速な回転が必要なものに適しています。

【リポバッテリー扱う時の注意点】

・0%にしない、過充電にも注意
リポバッテリー最大の特徴で、電力を使い切ってしまうと再充電ができなくなってしまいます。
使用中も100%〜30%程度までは安定した電力供給を行いますが、20%程度から消費が急激に早まるので、速やかに着陸しましょう。
DJI製品では20〜30%に到達した時に画面上やアラート音で警告してくれるので、無理をせず安全に着陸させてください。
マイクロドローン等はFPVゴーグルやプロポに表示されていることが多いです。
 
また、充電する時もチャージャーに差しっぱなしにせず、100%になった時点で取り外しましょう。過充電でもバッテリー寿命を早める原因になります。
DJI製品は100%になった時点で充電を終了するよう設定されています。

・高温、低温を避ける
スマホや他の家電製品も同じですが、高温・低温の環境で使用すると電力の消費量が激しくなります。
使おうとしたら電力がなくなっていた、なんてことも十分あり得ますので「冷暖房が効いた車内で管理する」「保温・保冷できるボックスで持ち歩く」など対策を十分施しましょう。
DJIのバッテリーには温度検知機能がついているため、本体温度が5〜40度の時のみ充電されます。
 
・長期間保存は約50%で
飛行終了からしばらく飛ばさない場合は残量を50%程度に保ちましょう
DJI製品は100%充電終了後、1日アイドリング(放置)した場合は96%まで保ち、5日以上アイドリングした場合は60%まで自動で放電します。
 
・劣化が進み、膨らんできたバッテリーは使用しない
これはどのメーカーのバッテリーでも共通です。
長年使っているとバッテリー内部にガスが溜まり、だんだんと膨らんできます。
この膨張を放置すると、爆発事故に繋がる可能性があります。
膨らみ始めた時点で使用を中止するべきですが、他にもドローン本体に設置できなくなったりバランスを崩して墜落する可能性もありますので、飛行後には必ずバッテリー状態を確認しましょう。

【リポバッテリー廃棄する時は】

濃度3〜5%の塩水に3日間ほど漬けて完全に放電させてから、自治体で定められた方法で廃棄しましょう。
水が少ないと露出した部分から煙が出たり、水が入った容器とバッテリーが接触していると容器が溶けてしまう可能性がありますので、塩水に漬けたから安心ではなく経過までしっかり確認しましょう。
 
以上がドローンで使用するリポバッテリーの紹介でした。
一般向けのドローンだと自動で放電や温度検知を行ってくれるものが多いですが、
マイクロドローンやレース用ドローンだと自分で電力を管理しなければいけないものもありますので、飛行前に定期点検や新調を忘れずに行い、安全第一で楽しみましょう!
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