ノウハウ

ドローン飛行許可取得の事例

近年、空撮・点検と急激にドローン需要が増加しており活躍の場が増えてきていますが、必ずと言っていいほどみなさんが悩むのは「どこに許可を取ればいいのか」です。

今回は空撮・点検の例を使って簡単にどこに問い合わせたのかご紹介していきます。

※飛行場所によって許可取得方法は撮影当時から変更になっている場合もございますので、必ず事前にご確認くださいますようお願いいたします。

①東京都 浅草(空撮)

東京都 台東区 浅草で空撮した際は朝6時から道路上を使って商店街店舗の撮影を行いました。

パイロット:人口集中地区・30m未満・目視外飛行・夜間飛行で包括申請を取得済

問い合わせ先:管轄警察署から道路使用許可を取得
 
内容:管轄警察署に飛行予定住所・日時・目的をお伝えしたところ、「道路上の飛行や、歩行者を一時的に誘導する必要があるのであれば許可が必要」とのことで、飛行当日から予備も含めた2週間分で道路使用許可を取得しました。

対象動画:https://www.youtube.com/watch?v=XoBx-LyhjlA

②千葉県 勝浦市 鵜原理想郷(空撮)

千葉県 勝浦市 鵜原理想郷でYouTube掲載を目的とした空撮を行いました。

パイロット:人口集中地区・30m未満・目視外飛行で包括申請を取得済

問い合わせ先:勝浦市役所観光課へ飛行させる旨を通知
 
内容:航空法には該当しないが、鵜原理想郷が観光地で有名なため勝浦市役所観光課へ日時・目的を相談したところ、「特別な書類や許可は必要ないが、他の観光客にカメラを向けない、接触事故を起こさないよう注意してください」という条件のもと撮影を行いました。

対象動画:https://www.youtube.com/watch?v=ugHONN0aiIY

③千葉県 鴨川市 四方木不動滝(空撮)

千葉県 鴨川市 四方木不動滝でYouTube掲載を目的とした空撮を行いました。

パイロット:人口集中地区・30m未満・目視外飛行で包括申請を取得済

問い合わせ先:鴨川市役所観光課へ飛行させる旨を通知
 
内容:勝浦市同様、航空法には該当しないが観光地として有名なため鴨川市役所観光課へ日時と許可取得の相談を行いました。
こちらも「特別な書類や許可はないが、紅葉の季節なので他の観光客と事故を起こさないよう気をつけて飛行させてください」と電話1回で許可をいただけました。

対象動画:https://www.youtube.com/watch?v=b2fArBbcWOY

④東京都内 超高層マンション(点検)

東京都心で超高層マンション外壁のクラック(ひび割れ)検索を目的とした点検を行いました。

パイロット:人口集中地区・30m未満・目視外飛行で包括申請を取得済

問い合わせ先:管轄警察署へ飛行内容を通知・マンションの管理会社を通じて住民の方々へ事前周知
 
内容:敷地内のテラスから飛行させるため道路上には移動しませんでしたが、東京都心部+駅前という立地のため管轄警察署へ相談を行いました。
飛行ルートもお伝えしたうえでの返答は「道路使用許可は必要ないが、当日の飛行開始と終了を警察署へ連絡するように。また、予定の変更があった場合も必ず連絡すること」とのことでした。

マンション住民の方々へは管理会社様にご協力いただき、掲示板の表示と各家庭へ飛行予定詳細のチラシを投函する作業を行いました。
以上がハミングバードが経験した許可事例のごく一部の事例となります。

今回は空撮・点検という代表的な分野でご紹介しましたが、注目していただきたいのは問い合わせ先です。

どの事例もまずは「役所・警察」に問い合わせています。

これは国交省から包括申請で「1年間・日本全国」で許可を得ていても、現地の条例や警察の指示によって制限される場合があるためです。
 
さらに、地域や警察によってはライセンスの所持や国交省の許可証の有無を聞かれる場所もありますので、必ず指示に従いましょう。
 
上記の事例では事業として目的がはっきりしているため安全対策を万全にしたうえで許可を得ておりますが、施設や地域によってはプライベートでの飛行を認めていない場所ももちろん存在しますので、必ず許可が取れるわけではないということはご承知ください。
 
2022年末の法改正も近づき、航空法に該当しない地域でもドローン規制が厳しくなることが予想されますので、可能な限り正式な手段で許可を取れるよう、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
 
ここで飛ばしたいんだけどどんな許可を取ればいいか不安なところがありましたらスクールでもサポートできますので、ぜひお問合せください。

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