インタビュー

【ドローン未来通信vol.30】江戸川区議会議員 福本 光浩様

ドローン未来通信では、様々な方に今後のドローンの可能性についてインタビューを行う企画です。
30回目の今回は江戸川区の区議会議員である「福本 光浩様」にドローン活用や今後のドローンをビジネスで有効活用していくにあたっての課題やドローンスクールに期待されることをお伺いしました。

***************************************
福本 光浩議員

1972年(昭和47年)4月15日
東京都江戸川区葛西生まれ
 
経 歴
1991年(平成03年) カリフォルニア州立高校卒業
1997年(平成09年) 上智大学比較文化学部(現国際教養学部)卒業
1997年(平成09年) 山一證券株式会社入社
1998年(平成10年) メリルリンチ日本証券株式会社入社
2001年(平成13年) 株式会社センダントジャパン入社
2003年(平成15年) 江戸川区議会議員に30歳で初当選
 
江戸川区議会議員 4期
江戸川区議会議長(平成27年度・平成28年度)
自由民主党東京都江戸川区29支部支部長
区議会自民党幹事長(2回目)
議会運営委員会委員長

***************************************
ハミングバード鈴木:
江戸川区とは災害協定を締結させていただき、当社としても江戸川区とドローンに関する取り組みが始まっております。
その他では、現状どの様な領域でドローンを活用されているでしょうか?
また、今後ドローンについて、どのような取り組みの可能性がありますか。

福本氏:
江戸川区としては有事の際の情報収集としてドローン活用するという取り組みが始まっています。
万が一の時、ドローンにより災害状況の詳細情報を災害対策室にて収集し、警察や消防などと連携を取りながら対応していくという事が第一です。
 
2点目ですが、江戸川区はSDGs未来都市に選出されました。
その取り組みの一環として、花火大会にてドローンで夜空SDGsのマークを打ち上げようという企画がありました。
しかしコロナの影響で実現することが出来なかったので、今後また機会を作り実現していきたいと考えております。
 
ハミングバード鈴木:
東京オリンピックの開会式の時の演出ですね。
 
福本氏:
そうです。
この様なプロモーションとしての活用も魅力ですね。
ただ、現在は規制が多いためどこまで活用できるのかというのが課題だと思っています。
この時は区の取り組みとして国交省などから許可を得て進めておりましたが、もっと積極的にドローンが活用できるようになれば広がっていくでしょうね。
もちろん、安全面を一番に考えるべきですが
 
ハミングバード鈴木:
江戸川区の名所などを空撮して観光用途にも活かせたりするといいですね。
 
福本氏:
そうですね。観光PRなんかでも利用出来たら良いなと思います。
 
ハミングバード鈴木:
来年度は法改正もあり、国家資格化されレベル4が実現される年になると言われています。詳細に関してはまだ未発表ですが、この様な制度が創られることにより東京でもドローンが飛び交う世の中になれば良いですよね。
 
福本氏:
法改正があり、江戸川区でも安全にドローンの運航が出来るようになれば今後の活用も楽しみです。
※写真は災害協定を締結した際の江戸川区の斉藤区長とハミングバード代表 鈴木

ハミングバード鈴木:
江戸川区は川に囲まれた地域になるので災害に対する意識は高いと思います。冒頭のように江戸川区はドローンを活用した情報収集を行う協定を当社と結んでおりますが現状を教えていただけますか?
 
福本氏:
江戸川区は7割以上がゼロメートル地帯といわれる地域になります。
荒川、江戸川、新江戸川などに囲まれ盥のような形状になっていますので、非常に大きな被害を受ける可能性があります。
堤防の決壊や震災など、いつ何度、何が起こるかわからない状況です。
江戸川区では各所にカメラを設置して被害状況を確認できるようにしていますが、細部にわたってとなるとドローンの活用が期待されます。
災害時にドローンによる情報収集は非常に有効的なのではないかと、現場の防災担当の職員とも話していました。
もちろん、災害がないことが一番なのですが。
私たちの役割は区民の財産を守ることなので、ドローンが有効的なツールになればいいですね。
 
ハミングバード鈴木:
その様なときの為に我々と協定を結んでいただいておりますのでお役に立ちたいと思います。
 
福本氏:
防災訓練や水防訓練は江戸川区は取り組んでいたのですが、コロナの影響により中止となってしまいました。
ただ、コロナも収まり落ち着きを取り戻しましたらまた、情報収集におけるドローン調査の訓練も、御社と連携できるよう検討したいですね。
ハミングバード鈴木:
橋梁や河川、建物点検などを行う自治体も出てきています。
また、教育現場での活用や小学校の壁面調査などもドローンの活用が期待されています。
江戸川区としてはその様な取り組みは今後行っていくのでしょうか?
 
福本氏:
今のところはその様な動きはないです。
 
ハミングバード鈴木:
そうですよね。実はまだ23区ではこの様な取り組みはまだ着手していません。一部江戸川区では教育用途という事で当社もお手伝いをしておりますが、一部地方の取り組みがほとんどです。
つくばや私立の学校では既に実績があります。
 
福本氏:
つくばの取り組みは教育という観点ですか?
 
ハミングバード鈴木:
教育の要素もありましたが、その時はコロナの影響でイベントが軒並み中止になってしまったので、少しでも子供たちに楽しい思い出をという目的が強かったです。
こちらも非常に喜んでいただけた取り組みでした。
 
福本氏:
非常に面白い取り組みですね。
その様な活用方法も出来るのは素晴らしいと思います。
 
また、学校の敷地内であれば国交省と江戸川区の許可で飛ばせることが出来ると思いますので、点検などは事例があれば実行してみたいですね。
建設業でのドローン活用というのは色々お聞きしていますので。
 
先ほど申し上げましたように、花火大会などのイベントや観光用途にも可能性があると思います。
こちらも規制により制限されてしまうので、来年度の法改正に期待したいと思います。
ハミングバード鈴木:
現在、多くのドローンスクールが存在していますが、
今後ドローンスクールに期待されることを教えてください。
 
福本氏:
本当に数は多いですね。色々な所でドローンスクールの話は聞きます。
今後法改正が実現していくのであればドローンスクールは大変重要な役割を担っていく事と思います。
災害対応を始めとし自治体の活動に役立っていただけるパイロットを多く育てていただきたいです。
あと、スクールがどこにあって何が出来るのかというのが分かりずらい気がします。その様な点も分かりやすく周知していただけるといいですね。
その様な中でパイオニアであるハミングバードさんの今後の頑張りは非常に期待しています。
 
ハミングバード鈴木:
責任重大ですね笑
本日はありがとうございました。
TOP
新型コロナウイルス(COVID-19)への対応について