ノウハウ

ドローンを飛ばせる場所の探し方

日本においてドローンを飛ばすには「航空法で定められた空域でドローンを飛ばすには申請・許可が必要」ということになります。

ではどこで飛ばしたら良いの?また飛ばす場所は決まったけど法律に触れない?実際どう探してどう許可をとればいいの?
 
と思う方も多いと思います。
 
今回は「どこに制限がかかっているのか・どうやって探すのか」を調べる方法の一例をご紹介します。

ドローンフライトナビ

iPhone、iPad向けに配信されている無料のアプリで、ドローンの飛行が制限されているエリアを地図上から確認することができます。
なお、Android端末をご利用の方は、ほぼ同じ機能の「ドローン飛行チェック」がおすすめです。
 
使い方は非常にシンプルで、アプリを開くとまず「空港周辺の制限空域・人口集中地区」が同時に地図に表示されています。
このまま飛行予定地まで拡大することができますし、住所やランドマークを検索することでピンポイントな場所に直行することもできます。
 
拡大や検索で予定地に近づくと「日の出・日の入り」の時刻も表示されるので「飛ばせる時間の確認」と「夜間飛行が必要かどうか」を判断することもできます。
さらに画面右上の矢印で現在地がわかり、「i」で地図配色の説明や航空法、小型無人機等禁止法の説明、加えてオリンピックに関する追加事項等も確認できるようになっていますので最新情報へのアクセスもバッチリです。
 
アップデートの際に動作が多少重くなることはありますが、2021年5月現在のバージョンでは問題なく動作しますので、ドローンを始めたらダウンロードするべきアプリと言えます。

DJI安全飛行フライトマップ

次はDJIが提供しているフライトマップ(https://www.dji.com/jp/flysafe/geo-map)です。
こちらはアプリではなくインターネット上で利用可能ですので、iPhoneでもAndroidでもPCでも大丈夫です。

基本機能は法規制エリアの確認や検索など、ドローンフライトナビと同じですが、他にはない「機種に合わせた検索」が可能になっています。
さらに画面下方で制限空域の表示を任意で変更できる設定もありますので、DJI製品を飛ばす際には一番の味方になってくれます。

地図上の表記は英語ですが、検索は日本語で行えますので誰でも安心して利用可能です。
 

国土地理院地図

国土地理院が提供している「人口集中地区」や「空港周辺の制限空域」が確認できる地図(https://www.gsi.go.jp/chizujoho/h27did.html)です。
こちらもインターネット上で確認できますので誰でも利用可能です。
 
国土地理院が提供しているということで、最新情報への対応が早いですが人口集中地区と空港周辺を重ねるなど、自分独自の地図を作りたい時には技術が必要なので初めて見る・使う方には少々難易度が高めです。
ドローンだけに限らず、1970年代の空撮写真なども閲覧可能ですので興味のある方はぜひ一度のぞいてみてください。

現地への直接確認

以上でご紹介したツールで飛行予定地の規制を確認したら、あとは地方条例などの「現地への確認・許可取得」が必要となります。
確認・許可を取るにもどこへ連絡すればいいのか悩むことも多いので代表的な例をご紹介します。
 
①観光地や自然公園はまずは役所へ
各地方によりますが、まずは市役所や区役所へ連絡してみましょう。
担当の部署が決まっていれば事前申請が必要かどうか伺い、その後の指示に従います。
決まっていなくても該当する部署や観光協会へつないでくれる場合があります。
許可取得の交渉を行う際は「航空法の把握・場所・日時・目的」をはっきりと伝えましょう。

②道路上を飛行する場合は管轄の警察へ
道路や歩道上で飛行させたい場合は飛行予定地を管轄している警察へ「道路使用許可」が必要かどうか確認しましょう。
実際に必要かどうかは地域は警察署によって異なります。
東京のような人も車も多い場所では必要とされる場合がほとんどですが、地方の山中や人通りが明らかに少ない地域だと「日時と場所は把握しておくので、道路使用許可は必要ないですよ」と言われるケースもあります。

③空港周辺に入る場合は空港事務所へ
各空港で決まっている各表面内で飛行させる場合は各「空港事務所」へ連絡しましょう。
空港事務所への事前連絡は「包括申請」を取得する際にも必要になりますので、忘れずに行います。
確認する際は「日時・場所・航空法の理解がある」旨を伝えましょう。
詳細を伝えるとそのポイントで上げられる高度や該当する表面を教えてくれますので、その後の指示に従います。


以上3点が確認事項の一例でした。
③の空港周辺を除いた2点は「必ずしもドローンに対して法整備やルール設定が行われているわけではない」ことが多いので、勝手に飛ばすことはないようにだけ注意しましょう。
以上、飛行可能場所の探し方と確認すべきことの紹介でした。
 
筆者の経験だと、特に許可取りが必要なかった場所が半年後には許可書等の提出が必要になったケースもありますので、日々最新情報のチェックを欠かさないようにしましょう。

今回は注意点を多くご紹介しましたが年々ドローンへの注目も高まっており、政府もより飛ばしやすい環境を整えていますので今のうちから良い撮影ポイントや練習場所を探してみては?

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