ドローン情報

ドローンのアクティブトラックとは?

ドローンを購入したものの、被写体を画面中央に捉えたり、追いかけるのが難しくて撮影がうまくいかない…という経験がある方も多いかと思います。
今回はそんな難しい操作を自動で助けてくれる「アクティブトラック」をご紹介します。
 
アクティブトラックは主にDJI製品に搭載されている「インテリジェントフライトモード」の1種で、機種によって設定方法が若干異なりますが基本的にできることは同じなので使い方を覚えれば誰でもすぐに綺麗な撮影ができるようになります。

アクティブトラック中に操縦者に任せられるのは「高さ変更」と「シャッタータイミング」のみです。
まずはアクティブトラックの中で代表的な3つの機能をご紹介します。

①トレース

機体が被写体から「一定距離を保ってその動きの通り」に追跡します。
動きは被写体が動くとドローンもその背面を追って移動します。
立体的な動きを行うので、ミュージックビデオのような新鮮なアングル撮影に向いています。
※移動中に障害物センサーが反応した場合はすぐに停止し、その場でホバリングします。

②プロフィール

機体が被写体から「一定の距離と角度」を保って追跡します。
動きは被写体を捉えた後、トレースとは違い背面には回らず追跡します。
直線的な動きに特化しますので、スポーツや自転車などスピード感あふれる撮影に向いています。
※移動中に障害物センサーが反応した場合はすぐに停止し、その場でホバリングします。

③スポットライト

機体が被写体から「カメラのみ追跡し、移動は自由に」行えます。
動きは被写体を捉えた後カメラのみ追跡し、距離・高さは移動スティックで自由に設定可能です。
機体の回転・ジンバル操作は自動で行ってくれるので、高さと移動のみに集中できます。
他2つに比べて操作に自由度が増すので、操作に自信がでてきたら思うがままに撮影してみるのもオススメです。
※移動中に障害物センサーが反応した場合はすぐに停止し、その場でホバリングします。

以上が基本的な3つの機能でした。
機種によりこの3つだけでなく、マップ上でルートを決めて自動で移動する「ウェイポイント」、円の中心・半径・高さを決めたら自動で丸く移動する「ポイント オブ インタレスト」などインテリジェントフライトモードは多岐に渡ります。
便利な機能ではありますが、自動飛行を中断したときの向きの把握・操作感覚は必ず手動操作が必要となりますので、基本操作の練習は怠らないよう注意しましょう。

【使用時の注意点】
・操作自体は自動になりますが、設定は操縦者自身が行いますので、
飛行場所が航空法の規制対象に該当する場合は国交省の許可を取得しましょう。
・移動を自動操作に任せているので目を離さず、周囲の障害物等の確認を怠らない
・動き出しや停止時の挙動が手動に比べるとピーキーなので、被写体の動く速度もできるだけゆっくりを心がける
・不自然な挙動をとった場合はすぐに画面上の停止ボタンをタップする
・障害物センサーが作動するよう設定はされていますが、電線や樹木等の不定形なものに反応しづらい時もあるので、広く安全な場所で使用する
 
以上、アクティブトラックのご紹介でした。
先述の通りとても便利で簡単に綺麗な撮影が可能ですが、動作中は自分の手を離れていることを忘れずに、常に目視で緊急時に備えましょう。
使いこなせるようになれば、テレビや映画のような映像を撮るのも夢ではありません!
安全対策をしっかり整えて飛行・撮影を楽しみましょう!

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