ドローンのルール

FISS(飛行情報共有機能)とは?なにができる?

現状の日本におけるドローンの仕組みとして200g以上のドローンを飛ばす際は国土交通省へ「誰が・どのドローンを飛ばすのか」という申請が必要となります。
その際に使用するのが「DIPS(ドローン情報基盤システム)」です。
 
そしてもうひとつ、実際に「いつ・どこで・どの範囲で飛ばすのか」を決めた際に登録が必要な「FISS(飛行情報共有機能)」があります。
このFISSは2019年7月より登録が義務化されており、登録を怠った際に現時点では重大なペナルティはありませんが、これから社会とドローンの関わりが深くなった場合、飛行許可が取り消しなどとなる可能性があります。
今回はこのFISS登録の流れを簡単にご紹介します。
 
まずはFISSにログイン(DIPSのアカウントと連携可能なので、新しく作る必要はありません)
ログイン後、「飛行計画登録」で登録画面に進むと、いままで登録した「飛行計画情報」「所有機体情報」「プロフィール」が確認できます。

新規計画登録は「+」をクリック。以下に手順を順番にご紹介します。
①「離着陸ポイントをドラッグ」「フリーハンドで飛行経路を描く」「フリーハンドで範囲を描く」の3種類から飛行経路を特定します。(画像はポイントをドラッグ)
※「離着陸ポイントをドラッグ」のみ、画面下の「半径」で飛行範囲の設定が必要です

②画面右側に移り、「高度」「日時」「期間」「操縦者と機体情報」「ルール」をそれぞれ設定します
※「ルール」は取得した包括申請や航空法で定められた法規制に従った内容で回答します
③最後に画面右下「飛行状況へ」をクリックすると「遵守しているルール」「違反している可能性のあるルール」の確認ポップが表示されます。
「違反している可能性のあるルール」が表示されている場合はクリックし、国交省の申請でしっかり取得しているか確認しましょう。
確認後、「飛行計画登録」をクリックで完了です。
次に、上段真ん中の「飛行計画参照」で他の利用者が登録した情報を見てみましょう。
①画面左上の枠で抽出期間を設定します
②「抽出」で検索後、設定した期間で登録されているポイントが地図上に表示されます
※抽出期間が長すぎて検索件数が100件を超えると表示されないので、可能な限り期間を狭めて抽出しましょう
③ポイントをクリックすると飛行日時・座標・高度が表示されます
自分が飛行させる際に近くに他のドローンが飛んでいないか確認しましょう。
以上が頻繁に使用する2つの機能「登録」と「参照」でした。

FISSには他の機能もありますので、そちらもご紹介します。
「機体情報」
計画登録に使用する機体情報を登録します。

「機体連携」
DIPSから登録している機体の情報を連携できます。
FISSで機体性能等の詳細情報を入力する必要がありません。

「ユーザ情報」
申請者IDとメールアドレスの変更はできませんが、ユーザーの名前や住所等を変更可能。

「飛行計画登録代行」
代行者登録で登録したアカウントに代わり飛行計画登録が可能です。

「代行対象者登録」
実際の操縦者(本来登録する人)のメールアドレスを登録し、アカウント連携することで代わりに計画登録を行う人を登録できます。
 
以上、FISSの基本的な使い方でした。
よくある質問もご紹介します。

Q:DIPSとの違いはなんですか?
A:DIPSは操縦者が航空法に基づいてドローンの飛行に関する許可・申請や実績報告を行うシステムで、FISSは操縦者自らの飛行計画・経路を登録し相互間で共有するシステムです。
 
Q:FISSに飛行経路を登録すれば、DIPSでの申請は不要ですか?
A:いいえ。ドローンを飛行させる際、許可が必要な区域で行う場合は申請が必要です。
 
Q:FISSを利用する際に利用料は発生しますか?
A:いいえ。無料で利用できます。
 
Q:利用時間は決まっていますか?
A:いいえ。24時間365日インターネットで利用可能です。
ただし、アクセス集中やメンテナンス等で一時的に利用不可になる場合があります。
 
Q:スマホで利用できますか?
A:サイトへの接続・ログインはできますが、計画登録用メニューや地図がうまく表示されないことが多いためPCでの利用をおすすめします。
 
最後にFISSの特徴として、ページの読み込みや地図の表示がかなり重く感じるということがありますが、根気強く待ってあげればしっかり表示されますので
登録せずに飛行させることが内容ご注意ください!
 
前述の通り、DIPSほど重要視はされていませんが義務化されていることは確かですので
飛行日程が決まった際にはぜひ登録をお願いします。

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