インタビュー

【ドローン未来通信vol.3】台東区議会議員 拝野 健様

拝野 健
ドローン未来通信では、様々な方に今後のドローンの可能性についてインタビューを行う企画です。
3回目の今回は台東区の区議会議員である拝野 健様に台東区におけるドローン活用や今後のドローンをビジネスで有効活用していくにあたっての課題やドローンスクールに期待されることをお伺いしました。
今回も当社代表の鈴木との対談形式でお話をお伺いしました。

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拝野 健(はいの けん)
昭和60(1985)年9月30日 
https://k-haino.com/index.html
【経歴】
平成18(2006)年4月 東北大学経済学部入学と同時に飲食店に就業
平成20(2008)年10月 株式会社NOB’s Company入社(仙台)飲食店を複数運営する会社にて店舗統括として働く
平成24(2012)年12月 衆議院議員 辻 清人事務所 入所
平成25(2013)年1月 同事務所 公設第二秘書
平成25(2013)年10月 同事務所 公設第一秘書
平成30(2018)年12月 同事務所 退所
平成31(2019)年3月 台東区議会議員選挙にて当選
令和元(2019)年5月 台東区議会議員スタート
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ハミングバード鈴木:
台東区では今後ドローンについて、どのような取り組みの可能性がありますか。

拝野氏:
台東区としては、二年前、平成三十年に総合防災訓練時に、民間企業の協力を得て、ドローンを飛ばして検証をしています。
庁舎隣の下谷小学校(平成二年を持って、小学校としては廃校)グランドで垂直に飛ばして、上空から状況確認をするという検証が行われました。
その時は垂直上昇だけでは状況確認としては弱いという事、実用化するとなるとオペレーションする職員の確保がハードルになるということで、その有効性は認めつつも実導入には未だ至っていません。
災害時・防災とドローンの親和性の高さは、目にすることも多くなり、検証・導入していきたいのですが、それに留まらず、雷門や仲見世、墨田川、上野公園など、台東区は多くの文化財・観光資源を抱えているので、観光、PRの部分でも活躍してくれると期待しています。

ハミングバード鈴木:
日本は、外国に比べて台風、大雨、大雪、洪水、土砂災害、地震、津波、火山噴火などの自然災害が発生しやすい国土です。
災害発生時に素早く正確に状況を把握するために、ドローン活用が必要と考えますが、拝野先生としては災害とドローンの関係についてはどのようにお考えでしょうか?

拝野氏:
まずは、台風や豪雨時の隅田川等ですね。河川は上流から増水してくるので、雨が止んだからと言って安心ではないですから、被災状況確認が重要になるのですが、より速く、人が入るには危険を伴う場所で活躍してくれるでしょうね。
 
他に、台東区内にも土砂災害の警戒が必要な場所が一部あり、現況も定期的な目視点検が行われています。クリアするべき要因はいくつかあるのですが、定期的にドローンで上空からの定点写真を撮影することで、ちょっとした変化でもわかりやすくなって、防災に役立つのではないではないかと考えています。強い雨が降ると、毎回避難警報が出る場所もありますので。
 
地方の例ですが、民有地の崖が崩れて、その下の市道を歩いていた方が怪我をすることがありました。責任について、今も裁判されているようです。もちろん民有地の問題ですが、個人が崖の管理はなかなかできませんので、この辺も少し考えていく必要があると思っています。
 
台東区は歴史ある区なので、古い構造物も多く、中には作られてから90年も経つような橋もあります。
ただ、様々な事情から工事や調査ができる時間は非常に限られています。そのため改修が中々進まず、大きな地震が来た時の耐久性に疑問が持たれています。
現在も継続して目視確認はしていますが、こういったケースも、ドローンが活躍できる所だと考えています。
 
現在、東京都内には数多くの監視カメラが存在しますが、台東区でも多くの常設監視カメラを設置し、防災、防犯に役立てています。
例えばこのカメラは、火災時に煙の立ち上る位置が映ることで、大まかな場所の特定などに役立てていますが、ドローンと組み合わせれば、より詳細な場所の特定、火災の状況などもわかりますよね。特にこの辺りは、細い道と建物が入り組んだ地域も多いですから、ドローンならばいち早く現場に行けますね。
防災・防犯ともに、常設カメラが全てのエリアをカバーできる訳ではないため、ドローンによる非常設監視を組み合わせて、カバーできる地域を広めることで、住民の方々に安心して暮らしていただける、あるいは観光客の方に安心して楽しんでもらえる台東区になれば良いと考えています。
 
また、台東区内にも多くあるタワーマンションですが、お住まいの方は、若い世帯ばかりではなく、高齢者の方々も、その利便性から多く生活していらっしゃいます。
平時は快適な暮らしを与えてくれるタワーマンションですが、災害時、停電が起こると、上空の孤島になってしまう可能性を秘めているため、そこに問題を抱えています。
お住まいの方々は、マンションごとに独自のコミュニティを築いていて、簡単に言えば、近隣同士仲良くされていて、食べ物に関しては近所付きあいで助け合うなどできますが、特に心配されているのは、常備薬、薬の問題です。
薬は病状によって異なった物が必要となるもので、かつプライバシーの問題も含むため、停電時、あるいは他の理由でエレベーターが使えなく、外に出ることが困難な状況では、命に係わる大きな問題です。
そこで、ドローンを使って薬を運べたらと考えています。
もちろん、高層階中心に、全ての窓が開く訳ではないため、考慮すべき点はありますが、ドローンで救える命が出てくると思います。
タワーマンション上部では、風の問題などがあるのかもしれませんが、垂直に飛ばすだけならば問題も少なそうですし、薬はそれほど重量もないので、運びやすいのではと考えています。
災害によって孤立化したタワーマンションで、ドローンが活躍してくれるのではと考えています。

拝野 健 インタビュー
ハミングバード鈴木:
今後、ドローンが都内等の人口集中地区で活用を広げていくにあたっての課題を教えてください。

拝野氏:
台東区には三社祭がありますが、以前、ドローンで三社祭を邪魔してやるという犯行予告が出たりして、台東区として、ドローンの印象が悪くなった時期があります。
お祭りを大事に考えている方々が多いですからね。浅草寺の境内もドローン禁止です。
防災での活動や、区のPR映像等、もちろん民間利用も含めて、実際の活躍を通じて、安全性に対する理解を深めて、そういった悪印象を払拭して、良い印象を持ってもらう。ドローンの事をよく知ってもらうのが重要と思います。
個人的には、隅田川など、河川上空のドローン映像は見てみたいと思うし、「隅田川水面の祭典」では、ジェットスキーが走ったり跳んだりしているので、その迫力のある映像を見てみたいというのもあります。いずれ、勇壮なお祭りの魅力も、ドローンで捉えられるようになると最高ですね。
桜の季節や、花やしきなんかも楽しそうだなと思います。
 
ハミングバード鈴木:
現在、多くのドローンスクールが存在していますが、今後ドローンスクールに期待されることを教えてください。

拝野氏:
今回、ハミングバード社スクールのお話を聞いたり、資料を拝見して、自分が思っていたよりも進んでいるなというのが率直な感想です。凄いですね。
当区は、現況「止まってしまっている」状態なので、問題点を洗い出して、積極利用できるようにしたいですね。安全・法令順守の精神の啓発活動に、ぜひご協力ください。
 
また、スクールという事で、今後ドローン産業は生活に根付いてくるでしょうから、そういう未来に対して子供達への教育面でも活躍して欲しいと思っています。
防災学習であったり、プログラミングだったり、子供達が興味を持つのは間違いないと思うので、学習としての効果や、他校での実施事例なども教えていただきたいですね。
 
これからもスクールは増やすんですか?上野はどうです?不忍池とか?

ハミングバード鈴木:
許可していただけるならぜひ!

拝野氏:
お世話になっている他区の議員先生もお台場へ伺っているようですから、私も時間を見て伺って、体験してみたいですね。

ハミングバード鈴木:
いつでもお待ちしています!
本日はお忙しい中、ありがとうございました。

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