ノウハウ

ドローン操縦が上達するためのコツ

ドローン操縦
今回はどのように練習したら上達するのか、どのようなことを考えながら操縦しているのか、ということをインストラクターである筆者の独自の視点から話していきたいと思います。
 
では、今回は
・どのように練習したらいいのか
・操縦中は何を考えているのか
・上達するためのまとめ
 
の順番で話していきたいと思います。
 
ではまず、どのように練習したらいいのかについて話していきます。
皆さんはそれぞれ決まった練習方法や場所はありますか?
この、ルーティンワークのような練習方法はメリット、デメリット両方あります。
 
例えば、練習内容を【※1四方向ホバリング、※2四方向四角移動、※3ピルエット】のような内容だとします。
それを毎日同じ順番で同じように練習することは反復練習としてはかなり効果が出てきます。
 
※1左右前後をそれぞれ向いた状態の飛行中に動かないように制御する
※2左右前後をそれぞれ向いた状態で前後進、左右移動を使って四角を描くように移動する
※3一定の場所で左右に回転しながら機体が移動しないように制御する
 
しかしながら、このルーティンの順番を変えてみる。
つまり、【ピルエット、ホバリング、四角移動】のように順番を変えてみてください。
いつもならできていたはずの内容が突然できなかったりします。

これは筆者自身が体験した事ですが、全く同じ順番で練習していると、ホバリングだからこの動き、四角移動はこの動きと考えずに、次はこの動きその次は…という風に体が認識してし、練習というより流れ作業のようになってしまい、順番が違うだけで混乱しうまく操縦ができなくなってしまいます。
そのため、練習内容は同じでも毎日違った順番で練習することをお勧めします。
また、練習場所についてです。

家でマイクロドローンを飛ばす際に問題になるのが、どの部屋で練習をするのかだと思います。
一番広いリビングでやっていても、飛ばしている本人以外からはただの騒音でしかなく、狭い部屋に追いやられる何てことあると思います。
私自身もそうでしたが、今考えてみると、練習場所として狭い部屋というのは絶好の場所でした。
私が練習していた部屋の広さは4畳半の猫がいて、猫のトイレも置いてあるペットの部屋でした。
はじめは何度も壁にぶつけ、猫のトイレに落ちてしまうなんてこともありました。
しかしそんな狭い部屋で練習をしていると壁にぶつけないようにと考えるようになり、壁からぶつかってきた風にも対応するような操縦技術を習得できてきました。

ただそこで、新たなる問題に直面しました。それが猫です。
初めの方は逃げていた猫も慣れてくるとフワフワ浮いている小さなおもちゃと認識するようになり、高度を保たないと攻撃してくるようになりました。
そこからは本当に大変で、壁ばかりに集中すると猫に追撃され、猫ばかりに集中していると壁にぶつかってしまい、ひどいときは猫にたたかれた勢いでトイレに墜落なんてこともありました。。

そんな障害物だらけの中で練習していたおかげかはわかりませんが、練習用のトイドローンでも、狙ったところに着地させることができるようになりました。
そんな練習方法は、ペットにもストレスがかかってしまいますのであまりお勧めしませんが、狭い部屋でも練習するにはとてもいいところだと思います。
ドローン飛行中
では次に操縦中に何を考えているかです。

インストラクターや空撮カメラマンのように常にドローンを触っている人たちは、感覚として操縦方法が身についているため、どのアングルで撮るか、またはなにに気を付けなければならないか。といったことを考えていると思います。
しかし、ドローンを始めたころは操縦することで頭がいっぱいになってしまい、対面状態で飛ばすときは、操縦が反対になると思うと頭で処理しきれなくなってしまい、逆舵を打ってしまうこともあると思います。
 
そんなみなさんに是非ともしてもらいたいのがイメージです。
これは、私がインストラクターの方に言われたことなのですが、正面に自分が乗っているイメージで操縦すると混乱しづらいと言われたことがあります。
初めのころは何を言っているのかさっぱりわかりませんでしたが、ある時車を運転しているときになんとなくわかりました。
 
私が、家を出発してすぐに角を曲がった際に、忘れ物に気が付きバックして家まで戻った時に、ふとその言葉を思い出しました。
そこで、帰ってから部屋で練習する際に対面状態で飛ばす際
“対面での移動”ではなく“機体がバックで動いている”と考えてみたんです。
これはみなさんに有効かどうかはわかりませんが、私はこの考え方をしてからガラッと見える景色が変わりました。
他にも、機体が後ろに動いているだけで、基本的にはホバリングの延長線だと考えたりしても操縦しやすかったです。
 
初めのころは、ドローンを右向きにしたときに体も右に向けませんでしたか?
それは、自分と同じ向きだと操縦イメージがしやすいからです。
しかし対面状態だからと言って後ろ向きに操縦することはできませんので、あくまでイメージだけで大丈夫です。
そんな自分なりのイメージをもって操縦してみてください。きっと見えてくるものがあると思います。
また、室内の練習機はなにを買えばいいか悩んでいる方も多いと思います。
私もいくつかいろいろな種類のものを試しまして、その中で一番よかったものをリピートして使っています。
ぶっちゃけた話になってしまいますが、練習機はプロポのスティック部分がある程度、実践機に近い形をしていればどれを買っても大差はないと思っています。
室内練習機はあくまで操作感をつかむため、ドローンというものに慣れるため、苦手な動きを予習復習するためのものであって、操縦がうまくなるためのものではありません。
ですので、室内の練習機だけでうまくなれるという認識はしない方がいいと思います。

そんな私はHoly StoneのHS170を使っています。
5000円ほどの金額で、室内で飛ばすには十分な練習機だと思います。


最後になりますが、どのように練習すれば上達するかと聞かれたらそれは間違いなく練習を繰り返すしかありません。
ドローンの操縦になれるというのもかなり大事ですが、その練習中にもイメージを持ってみたり、危機感を持ってみたり、自分をおいこんでみたり、やりかたは人それぞれだと思います。
しかし、練習をしないと上達はしません。イメージだけではどうにもなりません。
小さいころは全力でイメージしながら、かめはめ破の練習を部屋でこっそりやっていましたが、何度練習しても打てることはありませんでした。
しかし、ドローンは練習すればするほど上達していきます。当スクールの卒業生の方々も数週間前までは、ドローンを見たことないぐらいだったのに練習していくうちに、資格を取得し包括申請を通して撮影している方もたくさんいます。
 
子供のころは受験勉強やテスト勉強、夏休みの宿題、部活動、習い事、学校行事など必死になれることはたくさんありましたが、大人になってからは仕事ばかりで何か物足りない方もたくさんいると思います。
そんな方々には是非とも上達へのコツがつかめるように自分なりに必死になって練習していただきたいです。最初は難しくて挫けそうになることは何度もあるとは思いますが、飛ばせるようになったら外に遊びに行くのが楽しみになったり、仕事の息抜きだったり、新しい趣味、新たな発見があったりして、必死になってやってみてよかったと思えてきます。
 
学生のころに戻りたいと少しでも思ったことがある方は、学生になったつもりで、せっかくなら必死に挑戦してみませんか。
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