ノウハウ
オルソ画像とは?ドローン測量による作成方法と農業でのメリットを解説
地図アプリなどでよく目にする航空写真ですが、実はそのままでは位置にズレが生じていることをご存知でしょうか。
このズレを補正し、正確な地図データとして活用できるようにしたものが「オルソ画像」です 。
本記事では、オルソ画像の基本的な仕組みから、ドローン(DJI製など)を用いた最新の測量技術、そして農業やインフラ点検での具体的な活用事例まで詳しく解説します。
このズレを補正し、正確な地図データとして活用できるようにしたものが「オルソ画像」です 。
本記事では、オルソ画像の基本的な仕組みから、ドローン(DJI製など)を用いた最新の測量技術、そして農業やインフラ点検での具体的な活用事例まで詳しく解説します。
オルソ画像とは?写真のズレをなくす「正射変換」
通常の航空カメラで撮影された空中写真は、レンズの中心から放射状に撮影される「中心投影」という仕組みのため、地形の高低差や建物の高さによって写真上に「位置ズレ」や「傾き」が生じます 。
高い建物や周縁部のとがった山などが、写真の中心から外側へ傾いているように写るのはこのためです 。
高い建物や周縁部のとがった山などが、写真の中心から外側へ傾いているように写るのはこのためです 。
オルソ画像とは、この写真上の像の位置ズレをなくし、地図と同じように真上から見たような傾きのない、正しい大きさと位置に変換(正射変換)した画像のことです 。
写された像の形状や位置が正確に配置されているため、地理情報システム(GIS)などで位置、面積、距離などを正確に計測することが可能になります 。
私たちが普段利用している「Google Earth」や「Googleマップの航空写真」なども、この技術が使われた代表的な例です 。
写された像の形状や位置が正確に配置されているため、地理情報システム(GIS)などで位置、面積、距離などを正確に計測することが可能になります 。
私たちが普段利用している「Google Earth」や「Googleマップの航空写真」なども、この技術が使われた代表的な例です 。
ドローンによるオルソ画像作成と測量のメリット
近年では、ドローンを活用してオルソ画像や点群データを作成する手法が主流となっています。
最大のメリットは、人が立ち入りにくい場所でも、精度高く迅速に測量できる点です 。
例えば、従来の地形測量では現場での作業に半月、図面作成を含めると1ヶ月弱かかっていたものが、ドローン測量であれば測量自体は半日程度、図面作成を含めてもわずか2〜3日で完了させることが可能です 。
なお、オルソ画像の精度は、撮影する写真の枚数が多いほど高くなるという特徴があります 。
最大のメリットは、人が立ち入りにくい場所でも、精度高く迅速に測量できる点です 。
例えば、従来の地形測量では現場での作業に半月、図面作成を含めると1ヶ月弱かかっていたものが、ドローン測量であれば測量自体は半日程度、図面作成を含めてもわずか2〜3日で完了させることが可能です 。
なお、オルソ画像の精度は、撮影する写真の枚数が多いほど高くなるという特徴があります 。
DJI製ドローンの特徴と測量精度
測量に用いられる代表的なDJI製ドローンには、M3E(Mavic 3 Enterprise)、M3M(Mavic 3 Multispectral)、M4E(Matrice 4 Enterprise)、M400(Matirce 400)などがあります 。
精度が最も高いのはレーダー測量が可能なM400(Zenmuse L2、L3)ですが、用途や導入状況に合わせて機体を選ぶことが重要です 。
M3Eはメカニカルシャッターを搭載しており、農業向けのM3M(マルチスペクトルカメラ搭載)と比較しても測量の精度自体は大きく変わりません 。
また、「DJI Terra」という専用ソフトを使用することで、高精度な点群データの作成も可能です 。
精度が最も高いのはレーダー測量が可能なM400(Zenmuse L2、L3)ですが、用途や導入状況に合わせて機体を選ぶことが重要です 。
M3Eはメカニカルシャッターを搭載しており、農業向けのM3M(マルチスペクトルカメラ搭載)と比較しても測量の精度自体は大きく変わりません 。
また、「DJI Terra」という専用ソフトを使用することで、高精度な点群データの作成も可能です 。
オルソ画像・ドローン測量が活かされる主な業務
作成されたオルソ画像とドローン測量は、以下のような幅広い業務で活躍しています。
広大な土地・傾斜地の測量:人が入りづらい広大な土地や急斜面でも測量可能です 。
災害時の地形確認:水害などの災害発生時に、現地の地形状況を迅速に把握できます 。
インフラ点検:高所や橋梁など、危険が伴う場所での点検作業に活用されます 。
農業・環境調査:森林調査や圃場(ほじょう)の地形分析に利用されます 。
面積計算の効率化:観光農園(ドイツ村など)において、花の配置を変える際の面積計算などにも効果を発揮します 。
農業分野での活用とマルチスペクトルカメラ(M3M)
農業分野では、M3Mのような農業用途のドローンが特に活躍しています 。
農薬散布のために自動飛行を設定する際、ベースとなる地図データにズレがあると自動飛行にもズレが生じてしまいます 。
そこで、事前に測量を行って正確なオルソ画像データを取り込むことで、極めて精度の高い自動飛行ルートを設定できるようになります 。
農業機では、「Smart Farm web」といったサイトを活用して、効率的な圃場管理を行うことも可能です 。
農薬散布のために自動飛行を設定する際、ベースとなる地図データにズレがあると自動飛行にもズレが生じてしまいます 。
そこで、事前に測量を行って正確なオルソ画像データを取り込むことで、極めて精度の高い自動飛行ルートを設定できるようになります 。
農業機では、「Smart Farm web」といったサイトを活用して、効率的な圃場管理を行うことも可能です 。
さらに、M3Mに搭載されている「マルチスペクトルカメラ」を使えば、赤外線カメラのように色で作物の生育状態を判断することが可能です 。
画像上で赤く表示される箇所ほど作物が育っているといった状況を一目で把握できるようになります 。
画像上で赤く表示される箇所ほど作物が育っているといった状況を一目で把握できるようになります 。
【まとめ】まずは無料体験会で、ドローン測量の可能性に触れてみませんか?
本記事で解説したように、オルソ画像とドローン測量は、測量、インフラ点検、農業など、幅広い分野で業務効率化と精度向上を実現する強力な手法です。
正確な地図データを活用することで、ビジネスに新たな可能性をもたらします。
正確な地図データを活用することで、ビジネスに新たな可能性をもたらします。
もし、ドローン測量やオルソ画像の活用に少しでも興味をお持ちでしたら、ぜひ一度、ドローンスクール東京の「無料体験会・相談会」へお越しください。
専門的な知識がなくても大丈夫です。「自社の業務にどう役立つのか知りたい」「導入の流れを確認したい」といった、漠然とした疑問からで構いません。
経験豊富な専門スタッフが、お客様の状況に合わせて丁寧にご案内いたします。
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お気軽にご参加をお待ちしております。
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