ドローン情報

ドローン長持ちさせよう!安全管理とメンテナンス!

ドローンを買ったはいいけど、どうやって長く使っていけばいいのか分からない。そんな悩みを持っている人は多いんじゃないでしょうか?


実際、ドローンって精密機械だから、ちゃんとメンテナンスしないとすぐに調子が悪くなっちゃいますよね。今回は、ドローンを長持ちさせるための安全管理とメンテナンスについて、実践的な方法を紹介していきます!


飛行場所の選び方から日々のお手入れまで、知っておくと良い内容になっているのでぜひ最後まで読んでみてください!

機体の基本メンテナンス

ドローンを長く使うためには、基本的なメンテナンスが欠かせません。
飛行前には必ず機体全体をチェックします。プロペラにヒビや欠けがないか、アームに緩みがないか、カメラのレンズに傷がないかなど、目で見て分かる部分を確認しましょう。
 
プロペラは特に重要で、少しでも変形していたらすぐに交換した方がいいです。変形したプロペラで飛ばすと、バランスが崩れてモーターに余計な負荷がかかります。
 
ネジの緩みも定期的にチェックしましょう。振動によってネジは少しずつ緩んでいくので、月に一回くらいはすべてのネジを確認して、緩んでいるものがあれば締め直します。モーターの動作確認も大切です。異音がしたり回転が不安定だったりする場合は、エアダスターで軽く吹いてゴミを取り除きます。センサー類も忘れずにチェックして、柔らかい布で優しく拭いて常にきれいな状態を保つことが大切です。

バッテリーの劣化の見分け方・管理方法

バッテリーはドローンの心臓部です。劣化を見分ける方法として、一番分かりやすいのは飛行時間の短縮です。新品の時と比べて明らかに飛行時間が短くなっていたら、バッテリーが劣化しているサインです。バッテリーが膨らんでいる場合は、内部でガスが発生していて非常に危険な状態なので、少しでも膨張が見られたら絶対に使わないでください。充電時の温度も重要なチェックポイントで、異常に熱くなる場合は使用を中止しましょう。
 
バッテリーを長持ちさせるには、正しい管理が必要です。保管時は40〜65%程度の充電状態にしておくと、バッテリーの劣化を抑えられます。フル充電のまま長期間放置するのも避けた方がいいです。
 
飛行時は、バッテリー残量を最低でも20%以上残して着陸させるのが基本です。ギリギリまで飛ばすと帰還中にバッテリーが切れて墜落するリスクが高まります。充電回数も記録しておくといいです。リチウムポリマーバッテリーは、だいたい200〜300回の充電で寿命を迎えるので、充電回数を記録しておけば交換時期の目安になります!

機体クリーニング方法

ドローンは飛行中に砂やホコリが付着するので、飛行後は必ずクリーニングしましょう。まずはエアダスターやブロワーで汚れを吹き飛ばしてから、布で機体全体を優しく拭いていきます。砂やホコリがついている場合は、いきなり拭くとレンズやセンサーに傷をつける可能性があるので注意が必要です。水拭きは基本的に避けて、乾いた布を使います。
 
プロペラは取り外して掃除できるので、しっかり汚れを落としましょう!
草や糸が絡まっていることもあるので、細かくチェックします。プロペラを外したついでに、モーター部分もエアダスターで掃除しておくといいです。カメラとセンサー類の掃除は慎重に行います。レンズ専用のクリーニングクロスを使って、中心から外側に向かって円を描くように優しく拭きます。海辺や砂地で飛ばした後は、特に念入りに掃除しましょう。
 
塩分を含んだ砂は金属部品を腐食させる原因になります。クリーニング後は、すべての部品がしっかり乾いていることを確認してから保管するようにしましょう!

長期保管のポイント

しばらくドローンを使わない時期があっても、正しく保管しておけば次に使う時も問題なく飛ばせます。保管前にはしっかりと掃除して、汚れたまま長期間置いておくと腐食の原因になります。バッテリーは機体から取り外して別々に保管します。
 
バッテリーを装着したままにしておくと、微量の電流が流れ続けてバッテリーが劣化する原因になります。バッテリーは40〜65%程度の充電状態にしておくのが理想的ですね!
保管場所は、直射日光が当たらない涼しい場所を選びます。
 
高温多湿の環境は、機体やバッテリーにとって最悪です。専用のケースがあれば、それに入れて保管するのが一番安全で、ホコリや衝撃から機体を守れます。プロペラは取り外して保管することで、変形や傷つきを防げます。長期保管中も月に一回くらいはバッテリーの状態を確認して、充電レベルをチェックしましょう。30%を下回っていたら少し充電しておきます。長期保管後に初めて飛ばす時は、まずは低空でテストフライトを行って、すべての機能が正常に動作するか確認するようにしたら事故の回避にもなります。

ファームウェア更新時の注意点

ドローンのファームウェアは定期的にアップデートされます。新しい機能が追加されたり、不具合が修正されたりするので、基本的には更新した方がいいんですが、いくつか注意点があります。更新は、バッテリーが十分に充電されている状態で行います。更新中にバッテリーが切れると機体が起動しなくなる可能性があるので、必ずフル充電してから始めましょう。できればACアダプターに接続したまま更新するのが安全です。
 
更新中は絶対に電源を切ったり機体を動かしたりしないでください。更新が完了するまでじっと待つことが重要です。途中で中断すると、機体が正常に動作しなくなる危険性があります。インターネット接続が安定している環境で更新を行うことも大切です。Wi-Fi経由で更新する場合、途中で接続が切れると失敗する可能性があります。
 
更新後は必ず動作確認を行って、低空でテストフライトをして飛行性能に問題がないかチェックしましょう。設定がリセットされることもあるので、飛行制限の設定やカメラの設定なども確認しておくといいです。重要な飛行の直前には更新を避けるようにしてくださいね。

持ち運び・輸送方法

ドローンを飛行場所まで運ぶ時も、ちょっとした工夫で機体を守ることができます。一番安全なのは専用のケースに入れて運ぶことです。ハードケースなら衝撃から機体をしっかり守ってくれますし、ソフトケースでも緩衝材が入っていればある程度の衝撃は吸収できます。バッテリーは機体とは別に運んで、端子がショートしないようそれぞれを袋に入れるか端子にカバーをつけておきましょう。
 
金属製の鍵やコインなどと一緒にバッグに入れると、ショートする危険性があるので注意が必要です。
車で運ぶ時は、直射日光が当たる場所に置かないよう気をつけます。夏場の車内はすぐに高温になるので、機体やバッテリーにダメージを与えます。トランクに入れる場合も、他の荷物に押しつぶされないようしっかり固定しておきましょう。
 
飛行機で運ぶ場合は特別なルールがあって、バッテリーは機内持ち込みが基本です。航空会社によってルールが違うので事前に確認しておくことが必須です。バッテリーの容量にも制限があるので、持ち込めるかどうか確認してから空港に向かいましょう。飛行場所に着いたら、すぐに機体の状態を確認します。移動中に緩んだネジやずれた部品がないか、プロペラに異常がないかなど、飛行前チェックをしっかり行いましょう。

ドローンはケアが長持ちの秘訣!

ドローンを長持ちさせるには、特別な技術は必要ありません!
機体の基本メンテナンス、バッテリー管理、クリーニング、保管方法、ファームウェア更新、持ち運び方法といった基本を毎回しっかり行うことが一番大切です。
 
少し面倒に感じることもあるかもしれませんが、これらのケアを習慣化してしまえば、そこまで負担には感じないです!むしろドローンへの愛着が湧いてきて、楽しみながら続けられるようになるかもしれないですね!
 
丁寧に扱えば、ドローンは何年も活躍してくれる機械です。できることから初めて、ドローンをもっと楽しく、趣味の一貫または仕事のパートナーになるかもしてませんね。

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