ドローン情報

【保存版】ドローン国家資格の更新手続き方法

今回は、ドローンを飛行させるすべての人が知っておくべき、「ドローンの更新」について徹底的に解説します。
2022年12月5日から始まった「無人航空機操縦者技能証明制度」が開始されてから、
もうすぐ3年が経ちますね!
 
ドローンの国家資格の有効期間は交付日から3年間です。
自動車免許と同様で、失効する前に更新講習を受ける必要があります!
 
「国家資格取得したけど、その後どうするんだっけ?」
 
そう思った方は、この記事を最後まで読んで、ぜひご自身のドローン登録状況を確認してください。
せっかく取得した国家資格の更新をせずに、期限が切れてしまうと、資格取得まで頑張った努力を無駄にしてしまうのでしっかりと更新手続きをしておきましょう!
 
今回は、簡単な手続き方法について詳しくお話ししていきます。

国家資格「更新制度」の仕組みは?

ドローンの国家資格「更新制度」は、国家資格である「無人航空機操縦士」の技能証明の有効性を維持するために、3年ごとに行う手続きですね。
 
ドローンの資格の更新は、車の運転免許更新制度とほぼ同じ仕組みです!
 
更新制度の最大の目的は、ドローンを操縦する人の知識と技能を常に最新の状態に保つことです。ドローン関連の法律(航空法)や技術は常に進化していきますよね。
 
更新手続きを通じて、資格取得者が以下の情報を再確認・習得することが義務付けられています!
 
・最新の法令や制度改正
・事故の傾向や防止策
・安全運航に関する最新の知識
 
具体的に更新制度で行うことは、以下の2つのステップです。
 
【更新講習の受講】 国が指定した講習機関で、最新の知識を学ぶための講習
【オンラインでの申請】国土交通省の「DIPS2.0」を通じて、更新手続き
 
この手続きを行わないと、頑張って取得した国家資格は失効し、
資格が必要な飛行(特定飛行)ができなくなってしまいます。
 
安全なドローン飛行を今後も続けるために、3年ごとに知識や法律操縦技術を
アップデートして、国にその証明を提出する制度ですね!

ドローン国家資格の有効期限は?いつまでに更新すればいい?

ドローン国家資格(無人航空機操縦士)の有効期限は、交付日から3年間!
更新手続きは、有効期間満了日の6ヶ月前から申請できます。
有効期限を過ぎてしまうと、資格は失効します。その場合、更新はできず、再取得には新規で資格を取り直すのと同じくらいの時間と費用がかかるため、早めの手続きを心がけましょう。

期限を過ぎたらどうなる?失効のリスクを解説

有効期間内に更新手続きを完了できなかった場合、技能証明は失効します!
失効すると、以下3つのように大きなリスクが発生してしまいますね。
 
①資格を失う
資格が失効すると、レベル4飛行(有人地帯での目視外飛行)など、特定の飛行ができなくなります。これは、ドローンを仕事にしている方にとって、業務停止に直結する大きな問題になってしまったりします。
 
②再取得に多くの時間と費用がかかる
一度失効した資格は、更新することはできません。再度資格が必要になった場合、新規取得とほぼ同じ手順で、一から講習や試験を受け直す必要があります。せっかく得た資格が水の泡になってしまうだけでなく、時間と費用も無駄にしてしまいます。
 
③信頼性の低下
資格の管理ができていないことは、安全意識の欠如と見なされてしまうこともあります。
顧客や取引先からの信用を失う原因にもなるので注意してください。
 
ドローンの国家資格は、安全に対する責任の証です!
有効期限をしっかりと把握して、事前に余裕を持って更新手続きを行いましょう。

更新手続きの必要書類と申請方法を徹底解説

ドローン国家資格の更新は、以下の3つのステップで解説していきます。
手続きは主に講習機関・オンラインで行います。
 
【更新手続きの流れ】
オンラインでの更新申請:「DIPS2.0(ドローン情報基盤システム2.0)」で必要書類をアップロードして申請手続きを行う
 
更新講習の受講:国土交通大臣が登録した「登録更新講習機関」で、最新の知識を学ぶ講習
 
身体適性基準の確認:運転免許証の提出、または医療機関での検査で身体基準を満たしているか確認

DIPS2.0での申請手順

「何から手をつければいいの?」って思ってる人もいるかもしれないから、手続きのステップを簡単に説明していきます!
1. 更新時期の確認
有効期間満了日が近づくと、国土交通省の「ドローン情報基盤システム2.0(DIPS 2.0)」から、登録されているメールアドレスに更新を促す通知が届きます。
これが更新手続きを開始するための目安です。
 
2. ご登録情報の確認と更新
DIPS 2.0にログインし、氏名、住所、連絡先などのご登録情報に変更がないか確認をする。変更がある場合は、「技能証明申請者番号属性情報変更申請手続き」にて、情報の更新をします。
 
3. 身体適性基準の証明
更新にあたり、身体適性基準を満たしていることの証明が必要。
以下のいずれかの方法での対応。
・有効な自動車運転免許証の写しを提出
・医療機関で身体適性検査を受診し、診断書を提出
 
4. 更新講習の受講
国土交通大臣が登録した講習機関で、更新講習を受講・修了する。
この講習では、最新の法令や安全技術に関する知識を習得し、操縦者としての技量と意識を維持・向上させることが目的です。

更新に必要な「更新講習」とは?

更新は各スクールによって少しずつ内容がことなりますのでご注意ください!
1. 更新講習の受講手続き
受講する「登録更新講習機関」を決定し、申し込み手続きを行います。
講習機関は、ドローンスクールなどで開催されていることが多く、
各スクールのウェブサイト等で詳細を確認することができます!

2. 更新講習の内容
更新講習の内容は、通常の更新者と過去に停止処分を受けた方とで異なります。
 
通常の更新者
教材を用いた座学が中心となります。ドローン操縦に関する最新の法令や制度改正、事故事例、安全運航のための知識などを再確認等を行います。
 
停止処分を受けた方
過去に技能証明の停止処分(3ヶ月、6ヶ月、または1年のいずれか)を受けた方は、通常の座学に加え、実地講習も受ける必要があります。これにより、より厳格な安全意識と操縦技術の再確認が求められます。
 
3. 受講費用について
更新講習の費用は、国が一律で定めているわけではなく、受講する講習機関によって異なります。
ドローンスクール東京での更新料金は以下よりご確認ください!

ドローンスクール東京グループでの受講はコチラから!
https://www.hb-j.jp/renewal_training/

身体検査は改めて必要?

ドローン国家資格の更新で、身体検査を改めて受ける必要はありません!
 
有効な自動車運転免許証の写しを提出することで、身体適性基準を満たしているとみなされます。この方法であれば、費用と時間を節約できますね!
 
もし、運転免許証をお持ちでない場合は、以下のいずれかの方法で身体適性基準を満たす必要があります。
 
・医療機関で身体検査を受け、診断書を発行してもらう
・登録更新講習機関で身体検査を受ける

技能証明の更新に必要な書類や費用、流れは?

ドローン国家資格(無人航空機操縦士)の更新は、以下の準備をしておいてください!
①更新に必要な書類
更新講習の修了を証明する書類
登録更新講習機関で更新講習を受講すると、修了を証明する書類が発行されます。
 
②身体適性基準を満たす書類
有効な自動車運転免許証の写しを提出することで、身体検査に代えることができます。運転免許証をお持ちでない場合は、医療機関で発行された診断書が必要です。
 
 
【ドローン国家資格の更新手続き:4つのステップ】
 
1.更新講習の受講
DIPS 2.0で申請を行う前に、まず国が登録した講習機関で更新講習を受講・修了しておく。
 
2.DIPS 2.0にて更新申請
更新講習を修了後、国土交通省の「ドローン情報基盤システム2.0(DIPS 2.0)」にログインし、更新申請手続きを行う。
 
3.申請手数料の納付
申請手続きの途中で、更新申請手数料として2,850円を納付する。
 
4.証明書の交付
審査が完了すると、Dips 2.0から審査完了メールが届くので
その後、新しい有効期間が記載された無人航空機操縦者技能証明書が、ご登録の住所に郵送で交付される。

更新についてのまとめ

ドローンの国家資格(無人航空機操縦士)をお持ちの方、資格の有効期間は3年間です!
この大切な資格を維持し、安全な運航を続けるために、3年ごとの更新手続きを忘れないでください!
 
更新手続きは決して難しいものではないです!
しかし、期限を過ぎてしまうと資格が失効してしまうため、必ず有効期間内に更新してくださいね。
 
ドローンスクール東京では、安心して更新できるよう、丁寧なサポートを提供しています!
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