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【型式認証がついに!】 Mini 4 Pro参上

日本でドローンを扱っている人たちにとってビッグニュースです!
DJIの最新コンパクトドローン、Mini 4 Proが、ついに国土交通省による型式認証を取得しましたね。
これは一つのドローンが認証されたというだけでなく、ドローンのトップ業界DJIを愛用する方にとって、日本の空でのドローン運用が少しずつ進んできたというイメージですね!
「国が安全性を認めた」というわけですね。
この認証により、Mini 4 Proは、これまで以上に安心して、そしてよりスムーズに日本の空を飛べるようになりますね!
本記事では以下の内容について解説していきますので
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
・型式認証とは?Mini 4 Proユーザーが知るべき重要ポイント
・日本の空を自由に飛ぶための条件
・Mini 4 Proの運用と今後
・型式認証済Mini 4 Proのメリット
型式認証って何?
「型式認証」という言葉は、まだ聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんね!
「型式認証」とは自動車や航空機のように、ドローンの安全性を担保するための国家制度です。
具体的には、ドローンの機種ごとに、その設計、構造、強度、性能、飛行制御システム、そして製造過程に至るまで、国土交通大臣が定めた技術基準に適合しているかを厳しく審査し、認証を与えるというようなものです。
型式認証及び機体認証には第一種と第二種があります。
第一種:よりリスクの高い飛行(レベル4飛行)を行うのに必要な認証制度
第一種機体認証は、一等無人航空機技能証明がないと効力が発揮されません。
第二種:リスクの低い飛行の為の認証で、条件を満たすことで一部の許可承認が不要
第二種機体認証は、二等無人航空機技能証明でも一部の許可承認が不要になります。
この認証は非常に厳しく承認されるのが大変です。
例えば、機体の材料の選定から、プロペラの強度、バッテリーの安全性、さらにはソフトウェアの安定性まで、細部にわたる検査が行われます。
Mini 4 Proがこの難関を突破したということは、その信頼性と安全性が国の基準で最高レベルにあるということを意味します。
この型式認証のMini 4 Pro最大のメリットは、「特定飛行の許可・承認手続きの簡素化」です。
今まで、ドローンで特定飛行(人口集中地区の上空での飛行や、目視外飛行など)を行う際、個々の機体ごとに安全性を確認し、許可・承認を得る必要がありましたね!
しかし、型式認証を受けた機体であれば、この機体の審査が省略化され、申請手続きにかかる時間と労力を大幅に削減できます!
これにより、今までよりかスムーズに、ドローンの飛行をできるようになります!
型式認証は、Mini 4 Proが単なる趣味用ドローンとしてだけでなく、
ビジネス的な用途にも使用できて信頼性の高いドローンになってきましたね。
これで安心!Mini 4 Pro、日本の空を自由に飛ぶための条件とは?
型式認証の取得は、Mini 4 Proを飛行する上で「安心感」が以前よりも持てるようになりましたね。
日本は他国と比べてドローンの規制が厳しいですが、このMini 4 Proの認証で日本の厳しい環境下での飛行においても、安全性を確保するための様々な要件を満たしていますね!
しかし、安心しすぎるのは注意ですね!
型式認証を取得したからといって、無条件にどこでも自由に飛ばせるわけじゃないです。
ドローンを安全に、そして適法に運用するためには、皆さんもご存知かもしれませんが
条件とルールを守って飛行してください。
航空法や小型無人機等飛行禁止法、電波法など、ドローンに関連する日本の法規制を遵守することは必須です。
特定飛行=空港周辺や人口集中地区(DID地区)での飛行制限、夜間飛行、目視外飛行、人や物件からの距離の確保など、型式認証はこれらのルールを守ることを前提で、スムーズな運用体制を可能にしていくためのものです。
ドローンを飛行させる際には、周囲の状況に注意をして、安全第一が求められます。
様々なリスクを事前にある程度想定しておいて、適切な対策をする必要がありますね!
Mini 4 Proは型式認証も得て、高性能な障害物検知システムを備えていますが、常に目視で機体を監視して、周囲の安全を確認しましょう。
ドローンの登録制度も忘れないでくださいね!
Mini 4 Proは、型式認証を取得していても、100g以上の機体で航空法には関連しているので
、国への機体登録が義務付けられてます。
機体登録を済ませ、登録記号を機体に表示することは必須で行ってください。
条件をしっかりと理解し、適切に運用することで、Mini 4 Proは日本のドローンの可能性を広げてくれますね!
Mini 4 Proの運用と未来

先ほどから説明している通り、Mini 4 Proの型式認証取得は今後の日本のドローン飛行に変化と新たな可能性を広げてくれます。
一番実用的な変化は、上記の内容で説明した「特定飛行の許可・承認申請の簡素化」です。
申請者の負担が大幅に軽減されます。これにより、ビジネスでの飛行利用や、個人でのより高度な空撮プロジェクトへの挑戦が、これまで以上に効率的に行えるようになりますね。
この変化は、特に以下のような分野でMini 4 Proの活用を展開できる可能性があります!
【映像制作・メディア】
今までより迅速に撮影許可が下りることで、ニュース取材やロケーション撮影、イベント撮影などの現場で、即座にMini 4 Proを投入できるようになります。Mini 4 Proはコンパクトさと高性能を両立する機動性があるので、このような現場には良いですね!
【点検・測量: 橋梁やインフラの点検、農地の測量】
コストや手間がかかっていた作業に、Mini 4 Proをより手軽に導入できますね。
型式認証は、企業が導入を検討する上での信頼性にもつながります。
【教育・研究】
ドローンの安全な運用について学ぶ教育機関(スクールなど)や、新しいドローンの技術開発を行う研究機関にとっては、型式認証済みのMini 4 Proは、信頼性の高いドローンとして活用されていきます。
さらに、型式認証は、Mini 4 Proが「安全なドローン」としてのDJIのブランドイメージをももたらしてくれますね。
これにより、ドローンにあまり詳しくない一般の人々にも、DJIまたMini 4 Proが信頼できる製品であるという認識が広がり、ドローンの理解が深まっていきそうですね!
今までのMini 4 proと今後のMini 4 pro
今までのMini 4 pro、すでに市場に出回っている既存のDJI Mini 4 Proは
今回の型式認証の対象外となりますので注意が必要です!!
型式認証取得済みの機体には、機体裏面に型式名(DJI Model DJI Mini 4 Pro)および型式認証書番号(No. 6)が記載された銘板が取り付けられます。
これらの型式認証対応モデルは、2025年7月以降に販売が開始予定です。
2025年5月まで販売されていたものは対象外となります。
今回のMini 4 Proの型式認証取得で、より多くのドローン活用の選択肢が増えていきそうですね。
安心感:ドローンを購入する方にとっては、この「国の保証」は何よりも心強い要素
将来性:型式認証を取得したドローンは、将来的に導入される可能性のある新たな規制や運用ルールにおいて、より優位な立場に立ち、型式認証済みの機体であれば、よりスムーズに対応できる可能性が高まります。これは、長期的な視点でドローンを保有する価値を高めることにつながります。
利便性:、型式認証は特定飛行の許可・承認申請の簡素化に繋がります。
以上の3つの点で、型式認証済みのMini 4 Proは強力なメリットになっていますね!
型式認証Mini 4 Proの登録!

型式認証を取得したMini 4 Proを最大限に活用し、安全かつ適法に運用するためには、
いくつかの重要なステップとポイントを理解しておく必要があります!
具体的な登録・運用ガイドを解説していきます。
1. 機体登録は必須!
Mini 4 Proは重量が100gを超えるため、型式認証を取得していても、機体登録は義務付けられています。これは、ドローンの所有者を明確にし、万が一の事故の際に迅速な対応を可能にするための制度です。
登録方法: 国土交通省の「ドローン登録システム(DIPS)」からオンラインで申請できます。必要な情報を入力し、身分証明書のアップロードなどを行います。
登録記号の表示: 登録が完了すると発行される登録記号を、機体の見やすい場所に表示する必要があります。シールを貼るか、油性ペンで直接書き込むなどの方法があります。
2. 特定飛行許可・承認の申請(簡素化の可能性)
型式認証の最大のメリットは、特定飛行(例:DID地区上空、夜間、目視外飛行、人または物件から30m未満の飛行など)を行う際の許可・承認申請手続きが簡素化される点です。
DIPSでの申請: 基本的な申請はDIPSを通じて行いますが、型式認証機である旨を申告することで、機体に関する添付書類が省略されるなど、審査が迅速化されることが期待されます。
飛行計画の提出: 飛行を行う際には、飛行計画(いつ、どこで、どのように飛ばすか)を事前にDIPSに提出することが推奨されます。これにより、他の航空機との空域の調整や、万が一の事故の際の調査に役立ちます。
3. 定期的なメンテナンスと安全確認
ドローンを安全に運用するためには、定期的なメンテナンスと飛行前の安全確認が不可欠です。
ファームウェアの更新: DJIは定期的にファームウェアの更新を提供しています。安全機能の向上や不具合の修正が含まれるため、常に最新の状態に保ちましょう。
バッテリーの管理: バッテリーはドローンの生命線です。過充電・過放電を避け、損傷がないか定期的に確認しましょう。
プロペラの点検: 飛行前にプロペラにひび割れや欠けがないか確認し、損傷があればすぐに交換しましょう。
飛行前チェックリスト: 離陸前には必ず、機体、送信機、バッテリーの状態、飛行エリアの状況、天候などを確認するチェックリストを活用しましょう。
4. 保険への加入の検討
万が一の事故に備え、ドローン保険への加入も強く推奨されています。
対人・対物賠償責任保険に加入することで、予期せぬ損害が発生した場合のリスクを軽減できます。
これらのガイドラインを遵守することで、型式認証というMini 4 Proの強みを最大限に活かし、安心で楽しいドローンライフを送ることができるでしょう。
安全なドローン飛行のためには!!
ドローン飛行において、何よりも優先されるべきは「安全」ですね!
Mini 4 Proが型式認証を取得したことは、その安全性が公的に認められた非常に大きな一歩ですが、それだけで全ての安全が保証されるわけではありません。ドローンを操縦するパイロット自身の安全意識と責任感を忘れずにしてください!
型式認証は、Mini 4 Proが設計段階から安全性を考慮して製造され、飛行性能においても安定性が高いことを示しています。
しかし、高性能なドローンであっても、人間の判断ミスや不注意によって事故は起こる可能性があります!
安全なドローン飛行を実現するためには、以下の点を常に意識することが不可欠ですね!
・飛行前の入念な準備: 気象状況の確認(風速、降水量など)
・バッテリー残量のチェック
・プロペラや機体への損傷確認
・飛行エリアの安全確認(人や障害物の有無、電波干渉の可能性など)
上記を怠らないようにしましょう。
Mini 4 Proと型式認証は、安全なドローン飛行を強力にサポートするのに最高です!
しかし、最終的な安全は、操縦する操縦士の手にかかっています。
これらの安全意識を常に持ち続けることで、Mini 4 Proは今までより、よりクリエイティブな活動のドローンとなるでしょう。
型式認証取得済みMini 4 Proで、空撮がもっと楽しくなる

型式認証を取得したMini 4 Proは、空撮体験の新たな進化になりました。
この認証は、単に運用上の手続きが簡素化されるだけでなく、より自信を持って、より自由に、そしてよりクリエイティブに空撮を楽しめるようになることを意味します。
インストラクターの私もDJIの一般機が機体認証されるのを待ち侘びてました!機体購入しようか悩んじゃいますね...
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Mini 4 Proの高性能と型式認証による安心感が相まって、空撮はきっとこれまで以上に楽しくなりそうですね!