ドローン情報

ドローンを海で飛ばすときの注意点!【保存版】

ドローンを海で飛ばす方法がどのような許可がいるのか知りたい方へ!


ドローンを外で飛ばしたいけど捕まらないか不安、どこが飛ばせるかわからない

あと、なんか飛ばせる場所があるなら知りたい、と思っていませんか?


本記事では下記の内容を説明していきます!

・海で飛ばす時の規制

・海で飛ばす時の起こりやすい事故

・関東圏で飛ばしやすい場所の紹介

ドローン海で飛ばす時の規制

ドローンを飛ばすにあたって飛行の許可・承認について気になってる方は多いですよね。


海上は人口集中地区ではないので自由に飛ばしていいのでは?

と思ってる方!ストップです!


空を飛ばすさいには=航空法

海を飛ばす=港則法

地上を飛ばす=離発着の許可


これらのように海を飛ばすだけでも三つの許可が必要となります。


ルールが多すぎて分からない...

という方は諦めないでください!全てを簡潔に分かりやすく解説していきます!


港則法とドローンの関係は空を飛ばす際には航空法があるように海にもルールがあります。


まず港則法が絡んでくるエリアは首都圏の場合は、以下の写真の赤の車線で囲われているところです。

赤の部分は必ず管轄する海上保安部の港長の許可を受けなければならないです。


また海の上は船舶の船行にとなるのでドローンが墜落して船舶に衝突してしまったら作業の妨害ともなりますので注意しましょう。


申請の許可手続きの流れは下記の通りとなります。
1.ドローンを飛行する申請書類関係の作業
2.飛行する管轄の海上保安部に行く
3.ドローンの飛行の諸条件を調整して港湾局・港湾課に申請
4.周辺の船舶に周知をする
5.行事許可を受ける


そのため港則法が絡んでいるエリアを飛行するのはちょっと手間がかかりますね。

特に東京湾は夜景も綺麗なので飛行したい方は少ないと思います。

ただ、これらを守らないと罰金だったり逮捕されてしまいますので気をつけてください!

許可が必要なエリア

「それなら、港則法がなければ自由にできるのか!」

と思うかもしれませんがそんな訳ではありません!!


次は離発着に注意しないといけません。

たとえば、以下の様な場所で飛行する場合

・海に隣接した公園での離発着=公園の許可

・堤防からの離発着=管理している都道府県の許可

・海岸や浜辺からの離発着=管理している市区町村の許可

・港湾からの離発着=管理している公的機関


これらは地上のルールとなりますので地上にも各法律があります。


そして航空法では以下の許可が必要です。

ー国土交通省の許可

・人口集中地区

・空港周辺

周囲に人やものがある場合は30m未満の許可

・モニターやFPVドローン操縦の場合は目視外飛行の許可

空港周辺に関してはさらに空港事務所の許可


ただ人口集中地区・30m未満・目視外飛行は包括申請ができますのでそれほど手間ではないですね。

海で飛ばす際に利用する機関は基本的に以下の通りとなります。

ぜひ参考にしてください!

航路:https://www.kaiho.mlit.go.jp/ope/jouhoukoukai/mado.html
海岸(海岸保全区域
https://www.mlit.go.jp/kowan/content/001748823.pdf
海岸(海水浴場):https://www.msil.go.jp/msil/htm/main.html?Lang=0
港:https://www.msil.go.jp/msil/htm/main.html?Lang=0

起こりやすい事故

そして皆さんに注意していただきたいことがあります!

ドローンを飛ばしている際にヒヤッとしたことがある方も少なくないのではないでしょうか。

ドローンを飛行する上で墜落や衝突はつきものになってきます。


「海でドローンを飛行させる時障害物もないしセンサーがついているし安全でしょ。」

と気を抜いていると墜落してしまうことがあるので油断禁物です!

目視外飛行の注意

モニターを見ての操縦はつい、映像に夢中になりすぎて操作がおろそかになってしまうことがありますよね。


このような状況では下記の様なことが起こる可能性があるので注意してください!

・送信機から発信される電波に干渉がおき操縦不能で機体が墜落

・GPS情報がロストして機体の飛行位置や方向がわからなくなり墜落

・カメラの映像だけを頼りすぎて周囲が見えず衝突する恐れ


この様な状況はパイロットがしっかりと基本的に知識を持って操縦を行えば防ぐことができます。

そのためにしっかり操縦スキルも磨いておきましょう!

天候には注意

地上では風速5m/s未満であったとしても、上空は5m/s以上ある可能性があります。

また予測していない天候状況の悪化時。


ドローンは風の影響を受けやすいのでジンバルのバランスが取れなくなります。

急な突風で機体が流されてしまったり、ホバリングができず衝突してしまう恐れもあります。


また海面から3m以内で飛行を行うと風の影響で波が高くなり安全機能のセンサーに異常が発生し墜落に陥ってしまったりもします。


海面からはなるべく距離間を保って操縦することをオススメします!

事故が起きてしまった時の対処法

事故が100%起こらないという可能性は高くないです。

ドローンも機械ですので何らかの原因で事故が起こる可能性はあります。


事故が発生した時の対応は?


これは国家資格の実技審査にも出てきますね!


負傷者がいる場合は直ちにドローンの飛行を中止し、負傷者の救護にあたりましょう。

負傷者の被害レベルに応じて緊急通報や救護活動を行ってください。

また火災発生時は、消防へ通報、連絡も行いましょう。

その後は二つともDIPS2.0より国土交通省へ事故が発生した日時・場所等の必要事項を報告する様にしましょう。

また警察への通報もしておくと良いですね。


そして機体が墜落して見つからなかった場合はそのまま機体を放置して回収を行わないと

不法投棄ともなりますので必ず警察に通報を行うようにしてください。


現在は各自治体で不法投棄のパトロールを行っていることもありますので事故が発生した場合はきちんと通報をしましょう!

また虚偽報告などがあった場合は罰金・逮捕に至る恐れがありますので注意してください!

筆者(インストラクター)の体験談!

実は以前、私もドローンを始めたばかりの時に機体を海に落としたことがあります...。


まずは離発着地点を間違えたところが始まりです。

海に到着して横幅30cmの場所を離発着地点にしました。

そして何と離発着地点とした場所の反対側は海でした。


海上を飛行中、映像をとるのに夢中になっていたので電波の表記を気にせず操縦していたところ、電波が突然悪くなり焦って砂浜側に機体を寄せた段階で機体と送信機の接続が遮断されてしまい機体が砂浜に落下してしまいました。


その後、機体を回収しに行こうと思ったところで電波が再び接続されて、機体が離陸をはじめました。

ローバッテリーで自動帰還機能が発動してそのまま着陸地点に向かってしまいました!


ところが今度は着陸地点の幅が狭かったためにGPS情報がずれてしまい反対側の海に墜落してしまいました。


奇跡的に落下したところにテトラポットがあったので何とか機体の回収はできましたが

機体はもちろん水に強くないのでそのまま修理です。


この経験をしたことにより、この記事で説明したことを気をつけるようになり

最近では機体の墜落もなくなりました!


安全第一に航空法やさまざまな法律を守ってぜひ皆さんもドローンの飛行を楽しんでください!
 

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